産業用ロボットとサービスロボットの違い
ロボットは大きく分けるとふたつの分類があります。主に工場で人と隔離した状態で稼働する『産業用ロボット』と、人の近くでサービスを提供する『サービスロボット』です。まずは、このふたつの違いを解説します。
工場で作業を自動化する『産業用ロボット』
産業用ロボットは、主に製造工場や食品工場といった産業の自動化で用いられるロボットを指します。産業用ロボットは多目的な用途に適応するためのマニピュレータ(機械の腕)と、プログラムで制御する複数の軸(人間でいう関節)で形成されています。
人間の手の動きに酷似したアームは、掴む、離す、台座を回転させる、アームの伸縮といった制御が可能です。一つのロボットですべての作業工程を担うことは難しいですが、各工程にそれぞれロボットを導入すれば、すべてのライン作業をロボットに任せることもできます。作業を担当していた作業員は、ロボットのオペレーティングや運用だけで済むため、人件費の削減が見込めます。産業用ロボットの導入によって、人件費削減だけでなく、作業員を重労働や過酷労働から解放したり、品質の均一化を図れたりできます。
人の作業を助ける『サービスロボット』
サービスロボットは、人の作業の手助けが主な役割です。産業用ロボットは構造的な定義がされていていますが、サービスロボットには構造的な定義はありません。産業用ロボットとの明確な違いは、活用される場所です。
産業の自動化以外の場所で活用されるロボットが、サービスロボットに区分されます。例えば、産業用ロボットとして普及している多関節ロボットでも、食事支援に活用されるケースではサービスロボットとして扱われます。
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