直交ロボットの導入事例をご紹介します。実際にどのように活用されているのかを知ることで、自社での活用イメージをより鮮明にすることができるでしょう。
ネイル筆製造工程のロボット化
熊野筆と呼ばれるネイル筆の製造工程に直交ロボットを導入した事例です。
導入前まで、熊野筆は製作工程が複雑なためほとんどが手作りでした。
しかし、職人の高齢化や安価な中国製品の台頭など、さまざまな環境要因により製造コストの削減が急務となっていました。
そこで本事例では、熊野筆の製造工程(計量・接着・バリ取りなど)をすべてロボット化するため6台のロボットを導入しました。
その結果、製造に必要だった従業員の数は6人から1人になり、導入後の労働生産性は導入前の30倍になりました。
釣銭作成機運搬工程のロボット化
釣銭作成工程で直交ロボットと単軸ロボットを導入した事例です。
導入前までは多関節ロボットを使用していましたが、1日約2,500回稼働するため多関節ロボットでは関節部分の耐久性に問題がありました。
そこで関節部分を直交・単軸型に変更し、エラー対応の迅速化を目的とした「音声ガイダンス」の導入など新たなシステムインテグレーション手法を導入しました。
その結果、労働生産性は導入前の1.4倍となり、年間約1,500万円のコスト削減を実現しました。
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