リード部品の基板への組み付け
リード部品の基板組付けは、多種多様な部品をピッキングし、組付け、はんだ付け作業を行う必要があるため、従来は複数台のロボットや人が作業を行う必要がありました。
しかし、リコーインダストリアルソリューションズが開発した産業用ロボットでは、アームロボットにステレオカメラを搭載することで、部品のピッキングからリード部品の組付け、はんだ付けまでを1台で行えます。
部品や基板、組付け位置を2D(輝度)の形状認識と3D(視差)の位置計測を切り替えながら認識することで、スピーディかつ高精度なピッキング・組付け作業を実現しています。
ロボット制御セル生産システム
電子部品・デバイス業界で主流となっているセル生産は、生産品目の柔軟な変更が求められるので、ライン生産で行っているような自動化が難しいという難点がありました。
そこでキーエンスでは、部品供給と払い出しを行う「部品供給ロボット」、2台が協調しながら組立作業を行う「組立ロボット」を組み合わせることで、セル生産の自動化を実現しています。
部品の組立やネジ締め、完成品の払い出しなど、100工程にも及ぶ作業を自動化できるのが強みです。
ワニス塗布装置ロボット
プリント基板は、粉塵や結露からの保護、絶縁・耐熱性の向上を目的にして、表面に「ワニス」を塗ることが多いです。
しかし、ワニスは臭いが強く作業者の負担になること、作業者のスキルによっては綺麗にワニスが塗布できず、歩留まりが低下することが問題となっていました。
そこでキーエンスでは、2機のロボットを使い、1機にワニスの塗布、もう1機にハンドリングや乾燥、検査、払い出しの工程を行わせることで、作業環境の改善、歩留まり向上を実現しています。
シリコンウエハーの搬送
電子部品は、薄い円盤状のシリコンウエハーを加工して製造されます。
シリコンウエハーに微細な回路を作るため、回路パターンの転写、エッチング、洗浄などの工程を踏むのですが、各工程の前後でウエハー搬送が必要です。
非常に高いクリーン性と、歩留まり向上や加工速度向上のため高精度な搬送能力が求められるのですが、この作業に産業用ロボットが活用されています。
安川電機では、様々な環境や条件に合わせたウエハー搬送用のクリーンロボットを多数開発しており、高精度なウエハー搬送を実現しています。
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