ユニポーラステッピングモータの制御技術には、以下のような方法があります。
フルステップ制御: フルステップ制御では、モータの各相に対して正確な電流パルスを供給し、モータを1ステップずつ回転させます。通常、ユニポーラステッピングモータは2つのコイル(相)を持っているため、4つの異なる組み合わせがあります。フルステップ制御では、これらの組み合わせを順番に切り替えて使用します。
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「写真の由来:
Nema 23 ユニポーラステッピングモータ 1.8°90Ncm (127.5oz.in) 1A 7.4V 57x57x56mm 6 ワイヤー」
ハーフステップ制御: ハーフステップ制御では、フルステップ制御と同様に、正確な電流パルスを供給してモータを回転させます。しかし、各ステップの間には追加の中間ステップを挿入します。これにより、モータの回転角度をより精密に制御することができます。
マイクロステップ制御: マイクロステップ制御では、ハーフステップ制御と同様に中間ステップを挿入しますが、より細かいステップ数で制御します。これにより、モータの回転角度を非常に精密に制御することができます。マイクロステップ制御は、滑らかなモータの動作や振動の低減に適しています。
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「写真の由来:
Nema 17 ユニポーラステッピングモータ 1.8°65Ncm (92oz.in) 1.2A 7.2V 42x42x60mm 6 ワイヤー」
モータドライバ: ユニポーラステッピングモータを制御するためには、適切なモータドライバが必要です。モータドライバは、制御信号をモータの電流パルスに変換し、正確な制御を実現します。モータドライバには、電流制御やステップパルスの生成などの機能が含まれています。
これらの制御技術とモータドライバを組み合わせることで、ユニポーラステッピングモータを精密に制御することができます。具体的なアプリケーションや要件に応じて、適切な制御方法を選択することが重要です。